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わくわくケビンのここだけの話
わくわくケビンのここだけの話

2007年12月号
こちらは、至福に満ちていて感謝の毎日です。お会いする時を楽しみに――インドから

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

静かなキャンパスで、期待せずに「わたし」がなくなるのを待つ

この原稿を書いたのは11月6日、インドのワンネスユニバーシティ、キャンパス3で書いています。同時期にこちらには160名近くの日本人が来てアドバンスコースを受けていますが、空港でちらっと見かけただけで、まったくお会いできません。まったく別にコースを受けています。

こちらのコースは、オーストラリアから来たスーザンさんという女性と、フランス人のディーパックさんと私の3人で受けていて、コズミックビーイングダルシャンのときに他の外国人の方が、多くても2人程度加わるだけです。つまり広いキャンパスはガラガラ。バガヴァンのお弟子さんも、私たちを担当してくれているムラリ氏以外はほとんど見かけません。大矢さんの話では、フィジーのコースへ行ったり、アフリカに行ったり、それから日本人や他の外国人が受けているキャンパス(こちらからは車で15分くらいの所)に行っているようです。肝心のバガヴァンはほとんどネーマンの方にいて、今は外国人とは、どなたともお会いしていないということでした。ですから今回はバガヴァンにお会いできずに帰ることになりそうです。

大矢さんにその辺の事情を伺ってみますと、
「バガヴァンは、自分が会うことで、かなり誤解を与えた。そのために混乱も生じているので、会わないことにしたそうです」
とのこと。残念ですが、仕方ありません。それから「バガヴァンはいろいろな人に『あなたは○○ごろ悟ります』と伝えました。インド人はそれを聞いても、それを忘れて黙々とするべきことをしているだけですが、外国人は、それにこだわり、チェックしたりします。そのために恩寵も受けられなくなってしまうのです」とはムラリ氏の話。耳の痛い話です。私も昨年3 月、バガヴァンにお会いしたとき、「あなたは2007年11月にインドに来てください。そのとき『あなた』はなくなります。もちろん肉体も機能していますし生活もできますが、『あなた』はありません」と言われました。それで今回来たわけですが、期待をせずにコースを受けたほうが良さそうです。今日はコース4日目です。まだ始まって間もないですが、すでに思いがけない、素敵な体験がいっぱいで、充実した日々を送っています。

この原稿が出るころには、帰国講演会でお話していることでしょう。私自身も、どんな体験をするか、本当に楽しみになってきました。

すべては体験で理解する「仮説はすべて嘘」とバガヴァン

講演会での話と違ってくるかもしれませんが、今気づいたことを少しだけですが、報告しますね。

もしあなたが、今という瞬間に、何のとらわれも、こだわりもなく存在して、体験を楽しむことができたら、それが最高の人生といえますね。ところが、さまざまな苦しみが、恐れが、私たちを襲ってきます。そのために人生は、暗く、苦しいものになってしまいます。その意識の深いところに恐れがあります。私たちは恐れを感じると、それを味わおうとせず、逃げたり、気を紛らわすために他のことに没頭したりします。しかしそれではいつまでも恐れが追いかけてきて、決してなくなりません。

例えば、暗闇でなにか柔らかい、細い、長いものに触りました。「わっ蛇だ!」と叫びました。灯りをつけると、それはただのロープでした。実は恐れは常に予測によって成り立っています。「○○になったらどうしよう」が恐れの正体です。真っ直ぐに向きあえば、たちまち消滅してしまいます。こうして人は「信念」を持つことができるようになります。この簡単で単純なことを、私はインドで深い体験を伴ってすることができました。するとどうでしょう。これまで以上にすっきりとしたハートが現れ、至福感に満たされたのです。

すべては体験して、初めて理解することができます。「仮説はすべて嘘です」とはバガヴァンの言葉ですが、頭で理解するのではなく、体験することがすべてなのです。この続きは、お会いしてお話しましょう。こちらの毎日は、あまりにも至福に満ちていて、感謝の毎日です。またこれから始まるコースに集中してきますね。

(合掌)

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