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わくわくケビンのここだけの話
わくわくケビンのここだけの話

2010年9月号
世界が愛と平和に満ち、人の絆が強くなれば行方不明の高齢者も戦争もなくなるでしょう

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

高齢の行方不明者続出で「死」を考える

日本の百歳を超える高齢の行方不明者が続出して、世界中で話題になっています。

このままいくと、日本は長寿大国ではなくなりそうな状況のようです。

このニュースは私を淋しさで覆い尽くしてしまいました。長寿大国ではなくなることについてはたいした問題を感じていないのですが、お年寄りが生きているのか死んでいるのか分からない状態で20〜30年もの長きにわたって放置されていたことが淋しいのです。

わが身に置き換えてみれば、生涯の最後に、そんな孤独な死が待っているかもしれないと思うと、恐怖すら覚えてしまいます。

私たちの未来に必ず待っているものは「死」です。もちろん絶対存在という本質から言えば「死」も体験にすぎません。ですから、その視点を一旦棚上げしてマインドのとらえる「死」という観点から話を進めてみたいと思います。

7月から続いた猛暑が激暑に変わった8月1日、仲間のYさんが旅立ちました。死因は癌でした。Yさんが発病したのは約5年前、乳癌でした。Yさんは切らずに治す道を選択し、以後、民間療法に徹底して取り組んできました。その間に巨大化した癌を摘出したりしましたが、抗ガン剤等の西洋医学的な療法はせず、玄米菜食、サプリメント、温熱療法を中心にやってきました。

最近では「大分よくなりました。ケビンの集中セミナー、受けに行きますからね」と明るく話していました。その矢先の病状悪化、あっという間に帰らぬ人になってしまいました。

 

寿命とは与えられた時間の中を生きること?

私の頭の中には病院の治療を勧めたらもう少し生きられたのではないか、という思いもかすめました。しかし、私の所には毎日のように癌患者さんからの相談があります。そして抗ガン剤、放射線治療を受けている人たちは、確実に死に向かっているのを見ています。ですから、今の医療に限界を感じるのです。

逆に、16年前、ヒーリングに賭けたMちゃんは、今では結婚して2人の子どもの親として、この人生を謳歌しています。

また、ヒーリングを受け続けてきたYさんも、11年たって、どこも悪いところはなく、毎日仕事をクリアして土いじりを楽しんでいます。その他にも、全国各地にそういう例は山のようにあります。

しかし、前述のようにお亡くなりになられるケースもあるのです。

「死」とは、やはり不可解なものです。「寿命」というものが生まれる前から定まっていて、さまざまな体験を経て天国に戻っていくのが運命なのかもしれません。

ということは、早いも遅いも、私たちが判断できるようなものではなく、その人の持つ時間の中で生きているということになる気がします。

とすると、冒頭に書いた、人知れず死んでいったお年寄りも、天寿を全うしたということになります。「そんなバカな!」とお怒りになる気持ちもよく分かります。しかし、ニュースでは伝わってこないそれぞれの事情というものがあるはずです。ただの状況だけでは見えてこない暗部が、実はどの人にもあって、その一つの結果の表現でしかないように思うのです。

いずれにせよ、世の中が愛と平和に満ち、人と人の絆がもっと強いものになれば、こんな事件は二度と起きなくなるでしょう。私たち人類の誰ひとり、そのことに異論のある人はいないはずです。その日が必ず来ると信じています。

 

65回目の8月。世界のどこかで、まだ戦争は終わらない

毎年8月になると、テレビ、新聞などでは太平洋戦争の特集が組まれ、戦争体験がある人は無論のこと、さまざまな世代の人たちが、無益な戦争の犠牲になった人々を思い、平和への誓いを新たにしてきました。

今年は65年目を迎えました。戦争体験者たちはすべて高齢化し、生き残っている人がきわめて少なくなってきました。私はNHKの特集に目を離すことができなくなって、食いつくように見入りました。

残念ながら、現在もなお世界のどこかで戦争が繰り返されています。

私たちは核兵器については非常に神経質になって廃絶を叫びますが、原爆など核兵器を使わなければ、人を殺してもいいものでしょうか。10万人単位で殺す兵器はいけなくて、ピストルのように一人一人を殺す武器はいいのでしょうか。考えさせられます。

 

感動した戦争体験者の一冊の本

一冊の本に出会いました。白田尚樹著 『永遠の0(ゼロ)』(講談社) という本です。太平洋戦争の立役者と言えば、ゼロ戦でしょう。そのゼロ戦パイロットの物語ですが、私が生涯読んで感動した本の中でも10本の指に入ると思います。読み進む中で、何度泣かされたか分かりません。

クライマックスでは思わず号泣してしまいました。真珠湾攻撃から戦争末期の特攻隊まで、ずっと生き残った主人公が胸に秘めていたものが、当時としてはあり得ない家族への愛でした。主人公の何ともいえない人柄の良さと高潔さは、せい惨な戦争の物語の中で、違和感さえ覚えてしまうほど、爽やかなものでした。一読されることをお勧めします。

秋には、JOYヒーリングの進化した形をお見せしますね。お楽しみに

秋は、ビッグイベントが目白押しです。中でも10月8日〜10月11日まで行われるインストラクター養成&上級講座では、JOYヒーリングの進化した形を皆さんにお見せしようと思います。

(合掌)

参考リンク:インストラクター養成&上級講座

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