トップページ > 連載 > わくわくケビンのここだけの話 > 2010年10月号

わくわくケビンのここだけの話
わくわくケビンのここだけの話

2010年10月号
9.11の同時多発テロは人類全体の責任。
あふれるような愛の第一歩は、内側に入ることから始まります。

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

同時多発テロから9年

2001年9月11日と言えば、アメリカで同時多発テロが起きた日でした。あの日テレビに映った映像は異常でした。どのチャンネルもこのニューステロップが上と左横に流され、ツインタワービルにジャンボ機が突っ込む映像が繰り返し流されていました。まるでこの日を知っていたかのように準備された情報の流され方に違和感を感じながら、あまりにも大規模で凄惨(せいさん)なニュースに見入ってしまったのを覚えています。

あれから9年。私はこの話になると、真犯人はアメリカ自身の自作自演と言い切ってきました。ところが今年の記念日のニュースを見ながら、内側に起こった変化に気づきました。「あのテロを起こしたのは私だ」と。

あなたは、これまでの人生の中で「人を殺したい」と思ったことはありませんか?

私が最初に殺意を抱いたのは父親でした。父はいたずら好きな私が「悪い」事をすると語気を荒らげて怒りました。私が口答えをしようものなら、容赦なく竹でできたくじら尺の二尺差しで叩きました。そんなとき、私の内側では「父ちゃんなんか死んじゃえ」と思っていました。

それからもたくさんあります。小学校でまだ給食がなかったころの昼食時、各自が持ってきた弁当を見て、いつも自分の弁当が貧弱に思えて、急に腹が立って「みんな死んじゃえばいい」という考えが、たびたび浮かんできました。

こんなこともありました。大好きな巨人軍が優勝するかどうかというときは、相手チームの乗ったバスが転倒すればいいと、いつも思いました。

 

「思いは叶う」という宇宙のルール

あなたの内側をゴマ化さずに、じっと見つめてみてください。人それぞれに反応の仕方はありますが、同様の理念が流れ込んできたことがあったのではないですか?

この宇宙は、創造主が創造主自らのすべてを体験したくて創造された、と言われています。つまりこの宇宙空間は、本当に存在していないのです。まるで、実際に存在しているかのように錯覚させるため、見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わうという五感を与えてくださいました。それによって「体験」ができるようになったのです。

宇宙ルールのひとつは、

「思いは叶う」

ということです。つまり、あなたが思うことで、この世界のすべてを創り出したということになります。

そこを確認した上で、最初の問題に戻りましょう。

 

真犯人は人類全体

あらゆる出来事は偶発的に起こるのではなく、必然的に起こっています。この辺をもう少し具体的に説明しますと、「チャーリーとチョコレート工場」という映画を思い出してください。チョコレートが川のようになって流れていきますね。想念もあれと同じように、お互いに同じような考えを引き寄せながら、ある一定量を超えると、この社会の現実となっていくというシステムがあります。個人的に戻るものは個人へ、政治・経済のようなビッグな問題は社会全体に影響を与えて現実化していきます。

ちょうど大河の成り立ちが、山に降った雨や湧水が各方面から集められて沢になり、いくつもの沢が集められて川になる。その川がさらに集められて大河となるように、一つひとつの雨つぶがやがて海にもなるのです。

まわりくどく説明してきましたが、結論は、私たち個々人が心の中の奥深くでこっそり思うことが、この現実社会のあらゆる現象を創り出していくのです。つまり、あなたが何らかの出来事に腹が立って破壊的なことを思ったことが世界中から集められて、大事件を創り出しているのです。

冒頭の9・11事件の真犯人は、人類全体なのです。私もあなたも、それから目を背けることはできません。

 

淋しくなったら、その思いを抱きしめてあげて…

今全員が自覚するべきは、常に、あらゆる出来事は、自分の内側の思いが招き入れているということなのです。真犯人は常に「私」です。誰のことも責められません。

もちろん、あなたも自分自身を責められません。なぜなら、考えはあなたの中に流れ込んできただけにすぎません。あなたのものではないのです。

先ほど説明した、海に集められた水は、蒸発して雲になり、やがて雨になって地に降り注ぎます。この繰り返しが、私たちを束縛してきました。

私たちは相当長い間、たくさんの規制によって窮屈な人生を送ってきました。みんなで歌う楽しさも、踊る楽しささえ、ほとんど忘れかけてきました。そんな世界を創造主は創りたかったはずがありません。みんなが体験の喜びを味わってほしかったはずです。

人を殺したくなったら、その思いを抱きしめてあげてください。あなたの内側は、誰かに愛され、認められ、褒められたかっただけなのですから。自分を抱きしめることで、あなたは愛に満ちていきます。

そのことは、真の意味で人を愛することにつながっていきます。自分が満たされていないときは、愛の代償を求めます。当然ですね。

あふれるような愛への第一歩は、内側に入ることから始まります。

(合掌)

このページの先頭へ