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わくわくケビンのここだけの話
わくわくケビンのここだけの話

2015年8月号
正反対の生き方、それぞれに学ぶ

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

正反対の生き方、それぞれに学ぶ

毎日、毎日、贅沢なことに旅行三昧。まるで新幹線や飛行機を自家用車のように使って全国の仲間の所に伺い、喜びの時を過ごさせていただいています。そんな生活を、気がつけば23年間も続けています。「まるで芸能人ですね」と言われることがありますが、自分でもよく続けて来られたものだと、心から思います。もちろん、たくさんの協力者があって初めてできることですから、長年お付き合いくださる全国のボランティアスタッフ、会場に来てくださるたくさんの方々に感謝せざるを得ません。私事ながらわが妻、そして子どもたちの協力があってこそできたんだなあと、つくづく思います。わがままな私をどうぞお許しください。ごめんなさい。本当にありがとうございます。

『一〇三歳になってわかったこと』(篠田桃紅著)という本に出会いました。墨を使って抽象表現をする芸術家として全世界的に有名な方のようです。正直言って驚きました。24歳で家族から離れて生活を始めて、今日まで一人で過ごして来られたようです。意識的に他人との関わりを持たないため、しがらみもない。そんな生き方で長生きできるのは、まるで仙人のようです。私とは正反対な生き方に衝撃を覚えました。他にも教えられることばかりでした。

同時に読ませていただいたのは『見守られて生きる』(矢作直樹著)でした。氏は2001年から東京大学付属病院の救急治療部の責任者として勤務し、生死をさまよう多くの患者さんと向きあってこられました。体験的に得られた死生観には大いに納得させられました。大学病院の医師が、スピリチュアルなことを堂々と発言する時代が到来したようです。うれしいですね。

この2冊の本から得たものは、人は違っていい、ということです。ストレスのない生き方こそ、人生の大道なんですね。私も、1日でも長く生きたいと思っています。しかし、人生、そう思い通りにはならないのですね。死にたくても死ねず、生きたくても死ぬのです。だから考えても仕方ありません。私たちにはどうにもならないのですから。

 

謙虚さこそ長生きの秘訣

最近、大変化したことがあります。これまでは、体にいい食べ物をなるべく摂とるようにしてきました。もちろん大筋においては変わりません。しかし、大切なことは、与えられた食べ物を喜びをもって感謝して頂くことなんだと…。この世界の創造主は、体験するためにあらゆるものを用意してくださったのです。いいも悪いもありません。極寒の地に住むエスキモーは何を食べているかといえば、セイウチ、アザラシなどの動物や魚類です。しかも生で食べるか、発酵させて食べるかです。野菜はほとんどありませんから食べません。それですこぶる健康に暮らしています。同じようにモンゴルでも肉が主食です。私たち日本人は何でも食べることができるため、あれは体に良いとか、悪いとか言えるのです。思い返せば第二次大戦後、東京の焼け野原で産まれた私たちは本当に食べ物がなく、毎日芋粥(いもがゆ)でした。栄養学的には栄養失調になる食生活だったのに、おかげさまで元気に育ちました。

最近では、全く食べない不食の人も増えてきました。不食が体にいいからそうしているのではなく、食べないことを楽しんでいるのです。だとするなら、本当に体にいいのは食べ物ではなく、それを頂く私たちの心だということになります。私たちは大いなる存在、ディヴァインによって生かされていると知ることです。いやあ、わかったつもりで、長年偉そうな態度で話していました。本当のことは何もわかっていません。つくづく無知であることに気づかされました。謙虚にならざるを得ません。

実は謙虚さこそ長寿の秘訣と言えるような気がします。「おかげさま」で今日も喜びの人生を送らせていただいています。ありがとうございます。

(合掌)

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