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わくわくケビンのここだけの話
わくわくケビンのここだけの話

2017年1月号
さまざまな人生と関わってきた25年間。情熱はいまだ溶鉄のごとし

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

明けましておめでとうございます。

ヒーリング行脚も25周年になります。オギャアと産まれた子が25歳になるんですから、長い間やってきたんだなと、感慨深いものがあります。そう考えれば長く感じますが、あっという間の出来事だったような気がします。その間に出会った人の数も21万人を超えて、おびただしい数になっています。その一人ひとりにドラマがあり、その人の人生に一瞬でも関われたことが私の財産となっています。亡くなる寸前に私に会いに来てくださった人たちもいました。もう間もなくこの世を去ることを、それらの人たちは自覚していました。その中の一人は、私に会ってこんなことを言われました。

「私は今日、助かりたいと思ってきたのではありません。この世を去る前にどうしてもケビンに確認したいことがありました。私はたくさん悪いことをしてきました。人に言えないことばかりです。こんな私でも天国に行けるのでしょうか。それとも地獄へ堕ちるのでしょうか。どうしても知りたいのです。教えてください」

小さな声で私にそうおっしゃいました。しかしそれは、悲痛な叫びでした。私はこう答えました。

「大丈夫ですよ。必ずあなたは天国に行きます。これだけ苦労をされたのだから、あの世はあなたのことを温かく迎え入れてくれますよ。安心してください」

彼女は目から大粒の涙を流し、何度も「ありがとうございます。ありがとうございます」と胸の前で手を合わせながら、言い続けられました。その瞬間、天使が天井から見守っている姿が私の目には見えた気がしました。その数日後、彼女は息を引き取りました。

この25年間、さまざまな人生の場面に立ち会いました。結婚して7年もたつのに子宝に恵まれなくて、必至の思いで来られた奥様。どうしてもお子様を志望校に入れたくて来たご夫婦。ご主人の浮気に苦しんでいる奥様や、その反対に奥様の浮気に苦しんでいるご主人。会社経営で息詰まって、あとはもう自殺しかないと思って来られた中小企業の経営者。会社での人間関係に苦しむOL。鬱病や統合失調症に苦しむ方々。あるいはアルコール依存症の患者さん。それ以外にも厚生労働省指定の難病で苦しむ方々、ガンにかかったと言って真っ青な表情で駆け込んで来られた方々。

思えば、本当にさまざまな方々と関わってきました。なんだか人の何倍もの人生を生きてきた実感があります。

最初の頃と今の違いは、それらすべてが一人称で感じられるようになったことです。つまり、人ごとではなくなったのです。おかげさまでたくさんの経験を経た結果、私の中に他人がいなくなりました。すべての人の苦しみが、私の中の苦しみと感じられるようになりました。今では、それらすべての苦しみが、喜びに変わることだけ、それだけを願ってヒーリングをさせていただいています。

私はとうとう齢69になりました。来年はいよいよ70の大台に乗ります。しかし、実感としてはまだ30代のような気分です。否、もっと言えば20代のような情熱を失っていません。すべての人が喜びにあふれる地上の楽園をどうしても実現したいと溶鉄のような真っ赤な情熱を燃やし続けています。JOYヒーリングの会の理念である「愛・喜び・自由の大調和」を実現したいと思っています。

今年もまた各地で呼んでくださるなら、その地に赴き、みなさんと親交を温めていきたいと思います。そこでどんなドラマと出会うのか、子どものように胸をときめかしています。本年もどうぞよろしくお願いします。

(合掌)

 

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