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Dr.三浦『こころとからだに聴いてみよう』
Dr.三浦『こころとからだに聴いてみよう』

Dr.三浦『こころとからだに聴いてみよう』

みうらクリニック院長
三浦直樹

多くの効用が知られる葛は、これからの季節の必需品!【葛の薬効】

葛

寒い時期の消化器の不調や疲労などに有効なのが梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)ですが、さらに効果を高める方法として、葛(くず)を加えるという方法があります。葛には消化器の粘膜を保護する作用や炎症を抑える作用、自律神経を整える作用など多くの効用が知られていますので、体調を崩しやすいこれからの季節には必需品です。

漢方薬としても有名な葛根湯にも用いられており、体を温め、免疫力を高める作用もあります。大豆と同じく、女性ホルモン様の働きをするイソフラボンも含まれていますので、更年期症候群など、女性ホルモンが乱れやすい方にもおススメです。

使用法としては、梅醤番茶に水溶きの葛を入れ、軽く火にかけます。沸騰させすぎると酵素が死んでしまいますので注意してください。 葛の量は、お好みと症状に合わせて調節してください。下痢や冷えの症状が強い時には、少し多めに入れてもよいでしょう。 最後に一つ注意点としては、最近は葛粉として売られている商品の中にも、ジャガイモのでんぷんが使用されている物もありますので、きちんとした本葛であることを確認してご購入ください。

 

三浦直樹(みうら・なおき)●1968年大阪生まれ。みうらクリニック院長。肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識し、自然療法の研究・実践を開始。以来約15年間、ヒーリング、マクロビオティック(食養法)、漢方、心理カウンセリングなど、体の中から自然治癒力を引き出す治療を行っている。病気にならない生活習慣の普及を行う一方で、『難病といわれてもあきらめない』ことをモットーに、病気を医者任せにせず患者が自らの主治医になることを指導している。現在は、大阪市・南森町にて一般内科に加え、漢方、ペインクリニック、アレルギー科、皮膚科に対応したクリニック院長を務めるかたわら、講演活動や座禅断食の指導などを全国各地で行っている。

みうらクリニック TEL:06-6135-5200/HP http://www.miura-cl.jp
「Dr.みうら監修!マクロビオティックサイト」http://www.pitareci.com

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