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Dr.三浦の『今、伝えたいこと』
Dr.三浦の『今、伝えたいこと』

Dr.三浦の『今、伝えたいこと』

みうらクリニック院長
三浦直樹

リラックスして消化器の働きを活発にしましょう

夏場の疲れや、人によっては冷たいものなどの過剰摂取によって、この時期には胃腸に負担がかかりやすくなっています。

胃腸に負担がかかっているサインは、まず食欲の低下や異常な食欲、消化不良による胸焼け、疲労感などとして現れます。

暑いからといって、水分ばかり摂っている方はお腹をさわるとチャポチャポと水の音がします。水分の摂りすぎも胃腸に負担をかけますので注意が必要です。

体に出てくる兆候としては、まず唇が荒れてきます。上唇は胃の状態を反映し、下唇は腸を反映していますので急に唇が荒れたり、シミやほくろ、シワなどができた時には胃腸の不調を表していますので注意が必要です。

その他にもこめかみにもシミや吹き出物がでても、胃腸が弱っているサインですので、気をつけてください。

対処法としては、まず基本的な食事を正すことです。特に砂糖やお酢の摂りすぎは大きな負担をかけますので注意してください。

もちろん、毎回お伝えさせていただいているようによく噛むことも非常に重要です。また、消化器の働きは副交感神経というリラックスを司る神経が優位に働いているときに活発になり、動きのみでなく消化液もたくさん出ます。逆に交感神経が優位なストレス状態では、胃腸の動きのみでなく唾液や胃液などの消化液も十分に分泌されません。つまり仕事をしたり、イライラしながら食事をすると消化不良を起こすのです。食事は楽しくリラックスして食べることが大切です。

手当てとしては梅醤番茶や、これに葛粉を入れた葛入り梅醤番茶を摂ります。梅醤番茶にも消化器を整える作用があり、また葛には加えて消炎効果があります。葛湯や葛練りを摂られることも有効です。

また機能回復のため生姜シップ、びわ葉こんにゃくシップなどを行い、腫瘍などがある場合には続けて里芋パスタを行います。但し、胃潰瘍などで出血のある場合には温める治療法は禁忌です。

ストレスも胃を痛めますので、ストレスへの対応と共に、自律神経を整えるために腹式呼吸なども有効です。

 

胃腸に負担をかけない食生活

唇の荒れ、シミ、シワ、吹き出物は胃腸が弱っているサインです。

  1. 砂糖、お酢を控える
  2. 冷たいものを控える
  3. よくかむ
  4. 楽しく食事する

暑くても冷たいものは控えましょう!

 

三浦直樹(みうら・なおき)●1968年大阪生まれ。みうらクリニック院長。肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識し、自然療法の研究・実践を開始。以来約15年間、ヒーリング、マクロビオティック(食養法)、漢方、心理カウンセリングなど、体の中から自然治癒力を引き出す治療を行っている。病気にならない生活習慣の普及を行う一方で、『難病といわれてもあきらめない』ことをモットーに、病気を医者任せにせず患者が自らの主治医になることを指導している。現在は、大阪市・南森町にて一般内科に加え、漢方、ペインクリニック、アレルギー科、皮膚科に対応したクリニック院長を務めるかたわら、講演活動や座禅断食の指導などを全国各地で行っている。

みうらクリニック TEL:06-6135-5200/HP http://www.miura-cl.jp
「Dr.みうら監修!マクロビオティックサイト」http://www.pitareci.com

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