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対談:クリス岡崎氏×中西研二「世界一のコーチングを学び 日本の大人を元気にし、子どもたちに夢と希望を与えたい」

11月4日の特別講演会で参加者の心を大いに盛り上げ、元気にしてくれたクリス岡崎氏。マザー・テレサなどにもコーチしたことのある世界的に有名なアンソニー・ロビンズに学び、そのメソッドで、日本中をワクワクさせようとしています。その思いは牧師時代のつらい経験からくるものでした。

世界一のコーチングを学び 日本の大人を元気にし、子どもたちに夢と希望を与えたい

対談:クリス岡崎氏×中西研二

クリス岡崎(くりす・おかざき)●スピードコーチング社代表。世界トップレベルのサクセス・コーチとして知られるアンソニー・ロビンズより絶大な信頼を受け日本人初のアンソニー・ロビンズのシニアリーダーとなり、さらに歴代5名のプラチナパートナーとして選出される。
ビジネス書の執筆に加え、講演活動、セミナー講師としても活躍し、「世界最高峰と評されるアンソニー・ロビンズの人生変革スキル」を活用した教育活動、企業研修、セミナー活動を行っている。

中西研二(なかにし・けんじ)●1948年東京生まれ。NPO法人『JOYヒーリングの会』理事長。有限会社いやしの村東京代表取締役。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴の後、1993年に夢の中でヒーリングを伝授され、以来24年間で21万人を超える人々を癒し続けている。また、2004年9月にワンネスユニバーシティでワンネスディクシャという手法を学び、以来、この手法を通して、多くの人々がワンネスの体験を得る手助けをしている。2012年2月には、日本人のワンネスメディテーター6名(現在は8名)のうちの一人に選ばれ、以降ますます精力的に活動している。
長年のヒーリング活動が評価され、2015年に『東久邇宮記念賞』を、同年『東久邇宮文化褒賞』を受賞
著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなあに?』『あなたはわたし わたしはあなた』(共にVOICE刊)がある。

若い子の目標になる大人を目指して

中西 昨年の講演会で初めてお会いしましたが、ライフチェンジコーチングを始めようと思ったきっかけは何だったんですか?

クリス 僕はもともと牧師だったんです。

中西 えー?!

クリス 驚きますよね(笑)。仕事柄、若い人たちと触れ合う機会が多かったのですが、その中で身近なティーンエイジャーの子が自殺するということが2回あったのです。その理由を知って衝撃を受けました。それは「大人になりたくない」というものでした。周りの大人はいつも不機嫌で、やりたくもない仕事をしているのにやめることもできない。その子たちから見ると大人は奴隷のようで、自分もそうなる前に死んでしまいたい。それが自殺を決意させるほどの思いだったのです。

そのことがきっかけで中高生たちの自殺を止める活動をするようになりました。でも心のことは置き去りにされ、制度や仕組みばかりの活動に違和感を感じていました。それも大事なことですが、「大人になりたくない」と自ら命を絶った子どもに、「もっと人生は楽しいもので、大変なことでも素晴らしいことに変わるんだ」と、教えてくれる大人が一人でもいたら命は助かったんじゃないかと、ずっと思っていました。

そんなときに、「若者に人生の素晴らしさを伝えたいなら、アメリカにすごい人がいるよ」と教えられたのが、アンソニー・ロビンズです。

中西 世界で最も有名なコーチングの指導者ですよね。

クリス ええ。内面が変われば外の世界もそれに反映されるという彼のメッセージで、本当に劇的に変わっていく人を何人も見てきました。その様子を見ていくうちに、人生はいくつになっても変えることができるし、年齢に関係なく青春を送れるんだと実感しました。子どもが新しいことを知って興奮する爆発のようなエネルギーは、子どもだけのものではなくて、すべての人がいつでも体験できることなんです。

中西 そのメソッドを日本人に伝えようと決意したのですね。

クリス 最初は、まさか自分がやるとは思っていませんでした。アンソニーを日本に呼びたいとずっと思っていたのですが、「クリスがやったらいいじゃない」という言葉に背中を押されて日本でコーチングの学校を始めることになりました。今ではもう500期になろうとしています。

中西 アンソニーはワンネスディクシャのテクニックも取り入れていますよね。

クリス 僕がアンソニーのところに行くようになった1年後くらいからディクシャをするようになりました。医者や療法士たちも治せなかった奥さんの乗り物酔いが、奇跡的に治ったことがきっかけでした。彼は宗教観に関してはフラットですが、否応なしに惹きこまれるパワーを感じたのではないでしょうか。私もそこでワンネスを知りました。

中西 私が初めてインドのバガヴァンのところに行ってディクシャを学んできた頃と前後して、アンソニーがキャンパスに来ていると聞きました。

人というのは、魂の深い部分を癒してあげても、何か問題が起きるとまた元に戻ってしまって、そこがどうしても解決できませんでした。ところがディクシャをするようになってからそれがなくなったのです。バカヴァンの話によると、脳は元の状態に戻ろうとする力が非常に強いのですが、ディクシャはそこを変化させることができるのです。アンソニーも同じようなことを思っていたのかなと思いました。

クリス 僕は長いこと講演会に参加して、たくさんのうつ病の人を見てきましたが、皆さんがどんどん元気になっていましたね。

中西 ディクシャをするとそうなるんですよね。

 

「幸せ」が還元されてお金になる


「50歳で成人式。それまではいっぱい失敗していいんだ」と語るクリス岡崎氏。

中西 クリスさんのセミナーの中でも「億万長者専門学校」がユニークで面白いですよね。

クリス アンソニーのセミナーには3つの方向があって、内面、健康、そしてビジネスです。私は牧師だったので、ビジネスの世界は無縁だったし、金儲けという考え方にも抵抗がありました。でもそこで教わったことは、もっと本質的なことでたくさんの人が喜ぶことをすると、そこにお金が集まるということでした。

だからお金がたまるということはただの通貨的価値だけではなく、どれだけ人を感動させることができたか、というバロメーターでもあるのです。

「億万長者専門学校」で僕が一番重要視していていることがあります。あるとき、メンター(指導者)から「億万長者ってどういう人のことだと思う?」と聞かれました。たとえ10億円持っていても使えばあっという間になくなるよ、と。では何かというと、「ゼロになってもまたお金を生み出す力を持っている人」のことだというのです。つまり貯金の額ではなく、何度でもお金を作り出す力を持っている人が本当の億万長者で、そういう人はお金がなくなる怖さや不安がないのです。

中西 宝くじなどでたまたま大金を手に入れた人とは一線を画すわけですね。

クリス そうです。だから何度でも作り出せる人というのは、多くの人を幸せにすることができて、その人のところに「ありがとう」がたくさん集まるということを何度でもできる人なんですね。

そういう心の持ち方を実践できる人を育てたくて「億万長者専門学校」を作りました。

そこでは座学よりもゲームを取り入れて行っています。経営者なら経験したくないような逆境をゲームの中で体験することになります。追い詰められていくと通常なら考えつかないような打開策が見つかることがあります。それを乗り越えると自信になり、違った価値観を受け入れられるようになるのです。

中西 実は私もこういうセミナーを始めた初期は、ゲームを使って実践していました。いままでの思い込みやとらわれを外すのにゲームが一番効果的でした。

クリス 実際の人生で体験したら高い授業料を払うことになるかもしれませんが、バーチャルで学んでいくから何度でも失敗できますしね(笑)。

 

未来をつくる子どもたちのために

中西 お話をうかがっていると私の思っていることと似ていてワクワクしてきます。今年は特に「福徳円満」という言葉を大事にしていて、お金があることだけじゃなくて、すべてのことに円満で、人に奉仕できる人を目指そうと考えているんです。

クリス 素晴らしいですね。心の仕組みを知れば誰もが年齢に関係なくワクワクする体験ができるということを、多くの人に伝えたいです。

目標は、子どもたちが心のことを学べるような学校を作ることです。癒しだったり、目標に向かって進む意欲のような心の在り方を、世界中どこでも学べたら、自殺するような気持ちにならずにワクワクした気持ちを持った大人に成長していくのではないでしょうか。

中西 本当ですね。今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

(合掌)

 

「いやしの村だより」2017年3月号掲載

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