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平和は自分自身から始まります 対談:イハレアカラ・ヒューレン氏×中西研二(第3回)

今回で3回目の対談となるイハレアカラ・ヒューレン博士。時を追うごとに「ホ・オポノポノ」の世界的な認知が広まり、博士の話す「すべては完璧」という極めてシンプルな言葉が多くの人を魅了し、ますます忙しく世界を飛び回る博士ですが、お会いする時はいつもゆったりした時間が流れます。

平和は自分自身から始まります

対談:イハレアカラ・ヒューレン氏×中西研二(第3回)

第1回の対談 第2回の対談

イハレアカラ・ヒューレン●発展的な精神医学の研究家であり、トレーナー。触法精神障害者および発達障害者とその家族とのワーク経験でも知られる。国連、ユネスコをはじめ、世界平和協議会、ハワイ教育者協会などさまざまな学会グループと共に何年にもわたりホ・オポノポノを講演し、幾千人もの人々にトレーニング活動を行っている。
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次回のヒューレン博士来日(クラス開催)は、2010年4月です。

中西研二(なかにし・けんじ)●1948年東京生まれ。NPO法人『JOYヒーリングの会』理事長。有限会社いやしの村東京代表取締役。ヒーラー。ワンネスディクシャインストラクター。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴の後、1993年に夢の中でヒーリングを伝授され、以来17年間で19万人を超える人々を癒し続けている。また、2004年9月にワンネスユニバーシティでワンネスディクシャという手法を学び、以来、この手法を通して、多くの人々がワンネスの体験を得る手助けをしている。著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなあに?』『あなたはわたし わたしはあなた』(共にVOICE刊)がある。

ホ・オポノポノはまず実践してみること

中西 お久しぶりです。今回お会いするのは3回目ですが、この間に世界中を回ってセミナーをされて来られて何か変化を感じられましたか?

ヒューレン 人は、いまだに知識を求めていろいろ質問してきますね。私自身に関してはたくさんの人と会う前に、クリーニングしているのでだいぶ楽になりました。

中西 知識を得ようとするより、まず、4つの言葉(「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」)でクリーニングすることのほうが大事だということですね。

ヒューレン クリーニングするということがとても重要なんです。仏陀も同じことを言いましたが、本来、人は完璧な存在なのです。だけど記憶が、内側から放たれる光を妨げて見えにくくしてしまっているのです。クリーニングとは、その記憶を消去することによって自分自身がゼロの状態になり光が届きインスピレーションがもたらされる状態にすることなのです。それは、自分自身だけのことではなく、もし人間関係の中で誰かを完璧な人と思えなかったのなら、それは実は自分の中の記憶が相手をそのように不完全に見せているだけで、そこをクリーニングすると記憶の妨げがなくなり、相手がクリアに見えてきます。

中西 それは病気などについても同じことが言えますか?

ヒューレン 例えば、心臓の悪い人が私の目の前に現れたとしたら、「私の記憶の中の何が、この人に心臓の問題があると見せるのだろう」と、私が自分自身を「クリーニング」します。4つの言葉を使い自分をクリーニングすることで神聖なる存在から光が降りてきて、私の中から記憶が消去されると、その人の記憶も消去され、その人の心臓の問題の記憶もなくなります。

自分の中のどの記憶が不完全なのだろうかということをクリーニングによって見極め、そこをクリーニングしていくのです。このように、常にクリアな状態でいられるように、私は一瞬、一瞬自分自身をクリーニングしています。

中西 一瞬、一瞬のクリーニングとはどうされているのですか?

ヒューレン 自分の中の潜在意識にそのクリーニングを教えてあげることです。そうすると、自分で意識的に何回もやるよりも100万倍、簡単にやってくれますからね。ここでいう潜在意識とは、(ヒューレン博士は「ウニヒピリ(インナーチャイルド)」と表現されていますが)個人的な子ども時代の記憶という意味ではなく、宇宙創生からの認識不能なものを含む人類の潜在意識(ウニヒピリ)を指します。そして、「教える」とは、子どもにやさしく繰り返し説明するように、その潜在意識に教えてあげるのです。

 

和食は素晴らしいクリーニングツール

イチョウ

中西 4つの言葉以外にもクリーニングの方法はあるのですか。

ヒューレン 例えば、イチョウは恨みとか怒りという記憶を消去してくれます。4つの言葉を使わなくてもイチョウの葉が自動的に消去してくれます。

今日、あなたにお会いする前に自分自身をクリーニングしてきました。方法として「X(エックス)」をつけたんです。そうすることで何をクリーニングしたらいいのかわからない場合でも、「神聖なる存在」が自動的にクリーニングしてくれますから。

中西 そういう記号のようなものもあるんですか?

ヒューレン バッテンの中には4つの言葉やイチョウ、アイスブルーも含まれています。また自分自身で気づかないこともクリーニングしてくれます。他にも日本の食事の中にはたくさんのクリーニングツールがありますよ。

今朝のホテルの朝食は完璧でした。イチョウの葉が飾ってありましたし、梅干しが出ていました。梅干しもクリーニングツールなんですね。湯のみ茶碗にも赤い点が描かれていました。赤い点もクリーニングツールなのです。

私がクリーニングしていると、日本の人たちはクリーニングツールを自然に持ってきてくれます。日本の人たちの素晴しいところは、それがクリーニングツールと気づかずに出してくれることです。それを無意識にやっているんです。ですから日本人に毒を食べさせられることはありません(笑)。自分が平和であれば、神聖なる存在とつながるような食べ物を自然に提供してくれますから。

中西 相変わらず甘党なんですか?

ヒューレン ココアが好きです。ココアはクリーニングツールなんですよ。私の中に苛立ちなどの感情が生まれてきますと、そういう記憶が消去されるのです。そして、平和でいられるのです。

日本人にもココアはいいかもしれません。日本の蕎麦も大好きです。めん類もクリーニングツールです。

中西 日本人は甘いものが大好きなんですよ。でも健康のためにあまり摂ってはいけないといわれているんですね。

ヒューレン 誰がそう言うんですか(笑)。私は人の言うことよりも内なる言葉に従って、「ココア」と言われたらココアを飲みます。もし中西さんと私の間に何か障害があって、ココアがそれを消去してくれるなら、いくら健康によくないと言われても、私はココアを選びますよ。

 

「神聖なる存在」に耳を傾けて…

中西 食べ物をご自分で選ぶことはないんですね。

ヒューレン クリーニングしているとクリーニングツールが自然に出てくるんです。私が食べ物を選ぶのではなく、神聖なる存在が選んでくれるのです。

これはすべてにおいて言えることですが、例えば、今日の対談も、私が「この日時にしてください」とお願いしたのではありません。今があなたと会える時なのです。自然に任せれば自然に会えるし、それぞれが自然に進むべきところへ進むようになっているのです。こうして今お会いしているのも、私の中の記憶のクリーニングが必要だから中西さんがわざわざ来てくださっているのです。私の中に何かがあるからです。ですからその何かに向けて4つの言葉を唱えることで光が見えてくるのです。

中西 そうすると、ヒューレン博士は生活のすべてを「神聖なる存在」の指示に従って行っているのですね。

ヒューレン クリーニングすることで、仏陀のいう「無」「空」の状態でいられるのです。それがホ・オポノポノで言っている「ゼロの状態」です。そうすると内側から「やるべきこと」が聞こえてくるのです。最も大事なことは「内側」にしかありません。そこ以外はありません。

中西 「神聖なる存在」の意図はどこにあるのでしょうか。ヒューレン 私たちが無(ゼロ)の地点に立つことです。「無」「空」の状態でないと聞こえてこないんです。

中西 とにかく自分の内側を見つめることですね。

ヒューレン そうです。先週末に横浜でセミナーをやったんですが、そのクラスに参加された医師の先生は何もかも抱え込んですごく忙しい方でした。そこで私は「自分をクリーニングして自分自身を管理しなさい」と伝えたのです。彼はそれを実行し、すべてをクリーニングしたのです。すると自分の時間を持てるゆとりもでき、仕事も順調にいき、全部がうまく回り始めたということなのです。ただ自分自身を見つめるだけでいいのです。

中西 素晴しい話ですね。「神聖なる存在」の指示に従って、これからもずっとセミナーを続けられるんですか?

ヒューレン 私は自分自身の過ちを悔い改めるためにここに来ているんですね。「神聖なる存在」が「もういいよ」と言ってくれたらすぐやめます(笑)。私は「もういいよ、と言ってください」と何度もお願いしているんですが、来年もスケジュールで埋まっています(笑)。

 

自分がすべての始まり

中西 一年のほとんどを海外で過ごしているのですか?ヒューレン 自宅にはほとんどいませんね。ですから、自分がいまどこのエアポートにいるのか、どこのホテルにいるのか忘れるくらいです(笑)。

中西 海外を回られて、国によって特徴などはありますか?

ヒューレン 個性というのは私たちの記憶の中にあるわけですよね。国の個性というものも自分の記憶の中にあるので、私はそこをクリーニングして、訪れる国を神が見るようなクリアな目で私も見るようにしています。

私は、日本という国を完璧な存在としてとても愛していますが、クリーニングしないと日本人も最悪に思えるかもしれません。日本の人たちも私がクリーニングすることによって、それぞれにインスピレーションが降りてきますよ。それに従っていくと、世界を救うような完全な食べ物を日本人が作れると思います。でも、私がクリーニングしないと、それはできません。

中西 最近教えていただいたのですが、日本の古い言葉に「な・が・さ・き」と「な・が・た」というのがあります。「な・が・さ・き」というのは「あなたが先に幸せになれば、私も幸せになる」つまり「あなたが幸せなら、私も幸せ」ということです。「な・が・た」は「あなたが楽しければ私も楽しい」という意味です。このように、日本には「私はあなたとともにあり、あなたをとても大切にします」という意味の言葉がたくさんあります。ヒューレン博士のクリーニングはそれと同じ意味なのですか?

ヒューレン というより、平和は私(自分自身)から始まります。私が先に平和になれば、あなたも平和になります。自分が平和でいれば、人間関係も平和で保たれるんですね。来日する前の私が平和であるので、日本での体験が平和でいられるわけです。もし私が平和を感じないで日本に来たのなら、日本の人たちも平和を感じないと思います。ですから、平和は自分から始まるのです。

中西 今映画で「2012年」という地球の終末が描かれている映画が公開されているのですが、そういう大衆的恐怖もまず、内側を見つめて今を大事に生きていれば何もないと思いますが、いかがでしょうか。

ヒューレン ほとんどの聖人たちは今を生きることだけを伝えています。今の一瞬一瞬をただクリーニングするだけです。先の心配をする必要はありません。

中西 そうですね。今を大事にしながら、私も博士と同じように過去の罪を償うために日本中を回る毎日です。

ヒューレン お互い大変ですね(笑)。

中西 今日はお忙しいところありがとうございました。合掌

 

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しあわせの4つの言葉

「いやしの村だより」2010年1月号掲載

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