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対談:カルキ・バガヴァン氏×中西研二 私の任務は2012年以外にありません―カルキ・バガヴァン

多くの人の幸せを願い、会員の皆さんと共にディクシャを広める努力をしてきたときに、昨年11月4日、突然出されたワンネスユニバーシティからの緊急声明文。組織を解体するという真相を把握するため、急きょバガヴァン氏のもとへ。彼はていねいに真実を話してくださいました。皆さんからお預かりした感謝の気持ち(手紙と寄付)もしっかりお渡しし、祝福をいただきました。私たちは新しいシステムのもとで、2012年に向けて、これからも今までどおりに楽しくディクシャを伝えていきましょう。 ――中西

私の任務は2012年以外にありません――カルキ・バガヴァン

カルキ・バガヴァン氏×中西研二

カルキ・バガヴァン●1949年3月7日、南インドタミルナドゥー州に生まれる。幼少の頃から、世界人類の苦しみの解放について模索し始める。精神性豊かな子供の育成を目指した全寮制の学校の運営を経て、全人類の悟りを目指すゴールデンエイジムーブメントを設立。そして、2003年よりディクシャと呼ばれる悟りのエネルギー伝授を大々的に始める。現在はインド国内のあらゆる州のみならず、全世界からこの運動の賛同者が集い、その数は数百万とも数千万とも言われている。共同設立者はカルキ・バガヴァンの妻・パットマバティ・アンマであり、2人の下で悟りを与える講師を生み出すプログラムが開催されている。本拠地はインド・アンドラプラディーシュ州チットール郡ワラダイアパレム。

中西研二(なかにし・けんじ)●1948年東京生まれ。NPO法人『JOYヒーリングの会』理事長。有限会社いやしの村東京代表取締役。ヒーラー。ワンネスディクシャインストラクター。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴の後、1993年に夢の中でヒーリングを伝授され、以来17年間で19万人を超える人々を癒し続けている。また、2004年9月にワンネスユニバーシティでワンネスディクシャという手法を学び、以来、この手法を通して、多くの人々がワンネスの体験を得る手助けをしている。著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなあに?』『あなたはわたし わたしはあなた』(共にVOICE刊)がある。

組織分裂の真相

中西 お会いできて光栄です、ありがとうございます。

バガヴァン 私も会えてとても嬉しいです。

中西 私は2004年9月に初めて21日間コースに参加し、それからずっとディクシャ活動をさせていただきました。その間にたくさんの喜びと感謝を体験させていただいて本当にありがとうございました。

今回お会いさせていただいた目的は、昨年11月に起きた組織の分裂騒動以来、日本のたくさんのディクシャの仲間たちが混乱していますので、そのことの真相をうかがいたかったのです。

2010年から3年間は、世界が転換しなくてはならない大切な時間です。

2010年から3年間は、世界が転換しなくてはならない大切な時間です。

バガヴァン そうですね。1989年にこの活動が誕生したとき、このキャンパスは非常にパワフルでした。その当時キャンパスを訪れたインドのスワミは、今ではあらゆるシッディ(超能力)に通じて、その超人ぶりからインドの寺院に像が祀られたくらいです。70歳を過ぎていますが、見た目は35歳くらいです。彼は、1989年にこのキャンパスを訪れたことで、そういう能力が身についたのです。

当時キャンパスは自由度が100%、そして統制が0%だったのです。その後徐々に統制が増し、自由度が減少しました。それにつれて、パワーも減少しました。そして現在は統制が65%、自由度が35%です。人の誕生から死への過程も同じです。自由度が0%になったとき、それが死です。ここのワンネスムーブメントの活動もその方向に向かっているわけです。

私の任務は2012年以外にありません。ですから、そのときまでにパワーが最高潮でなくてはなりません。つまり、最大限の自由度と0の統制の状態を保っていなければならないのです。

私は、若い頃から精神性に関わるものは組織であってはならないと言ってきました。組織ではなく個人のティーチャー(指導者)が必要なのです。組織化すればどうしてもカルト化します。ワンネスユニバーシティーも、2014年までに解体されなければ、必ずカルト化します。すでにパラマチャリアは存在しません。彼は私と共にいますが、その役割は取り除かれ解消されました。アンマ・バガヴァンも2014年に解消されます。だから、アチャリアやダーサたちも解消され、そして2012年に向けてワンネステンプルで静かに瞑想しなければならなかったのです。

彼らがやったように、海外へ出向いてコースを行えば、その国の人たちの成長はありません。日本では、日本の人々がコースを開催するのです。そこ の文化や伝統、人々を最も理解しているのですから、コースは彼らのものであるべきなのです。

また、なぜフィジーやイタリアに行って高価なコースを行わなければならないのかということです。人々に聞いてみると、「コースが高すぎて参加できない」と言うのです。誰でも受けられなければ、ワンネスの活動の成長速度が遅くなるでしょう。2012年のビジョンを達成するにはもっと多くのディクシャギヴァーが必要なのに。現在、それに必要な数字に近づいていません。私は、そういう統制を外そう、と言っているのですが、その準備が彼らにはできていなかったのです。彼らは私の後継者になりたかったのです。ですが、このワンネス活動は現象ですから、現象に後継者はあり得ないのです。

2012年という年に向けて万全に準備する必要があります。

2012年という年に向けて万全に準備する必要があります。

ヒンズー教では教祖が誰なのか、誰も知りません。そこに彼らが残したものが存在するだけで、その人物については誰一人知ることはありません。私たちの伝統では教祖は消えなくてはならないのです。

その代わりに、世界中で活動している中西さんのような人々がこの活動を受け継いでいかなくてはなりません。私の後継者は息子でもアチャリアでもダーサたちでもありません。キャンパスの外でこの活動をしている人々全員が私の後継者なのです。彼らにトレーニングを行い、あらゆる教えやパワーを彼らに引き継いでいき、自由に活動してもらおうと考えています。

2010年から3年間は、世界が転換しなくてはならない大切な時間です。そういうときに、それに向けて瞑想をするためにワンネステンプルを建設したのです。瞑想して、人知れずシンプルな生活を送るのです。それがヒンズー教の伝統です。そうすればカルト化する恐れもありません。

中西 分裂したワンワールドアカデミーの行うディクシャと、ワンネスユニバーシティで行うディクシャとは同じなのですか?

バガヴァン まったく違います。テレビの視聴は、支払いをすれば視聴できますが、支払わなければ視聴できません。それと同じで私が意識すれば効力を発揮しますが、しなければ発揮しません。数カ月すれば効力を失います。彼らは私の教えを使っています。映画の海賊版を製作しているようなもので、これは基本的倫理に反します。

ワンネスの根幹は2012年のミッションにあります。ワンネスは人々のハートに生きていかなくてはなりません。ですが、彼らは2012年を信じていません。また、奇跡も信じていません。それではこの活動の真意が人々に伝わりません。

 

2012年とは、どんな年?

中西 先ほどから話に出ている2012年は私も非常に気になっています。2012年に神と人類がつながる年回りになるということですが、具体的になぜ、そのような年なのでしょうか。そしてなぜそれが可能になるのでしょうか。

バガヴァン 地球では5,000年のサイクルと26,400年のサイクル、そして65万年のサイクルがともに2012年に終結します。これは非常にまれな出来事です。そこで、古いものが絶え、新しいものが生まれます。それが一つ。もう一つは、宇宙の一生は274億年。その間に膨張、収縮を繰り返していますが、その半分の137億年が、ちょうど西暦2012年にあたると言われています。ですから、宇宙はこれから137億年続くわけです。現在はその中間点です。

また、人類には「存在」することと、「生きる」ことの二つの意味があると捉えています。例えば、家を建設しているとします。その過程では、楽しむことなく懸命に働いて建てるわけです。一旦家が出来上がれば、中に入りそれを楽しみます。同じように、137億年間の間、人類はただ働いてきたのです。そして家が建った今、2012年に人類はその家に入り、生きることが始まるのです。この、「生きる」ということが「悟り」「目覚め」ということなのです。

古来からの言い伝えによれば、2009年は世界中に、そして自分自身の内側・外側で「対立」が生じるときと言われてきました。2010年は自然に反した、「不可解な出来事」や「予期しない出来事」が多く起こると言れています。人々の行動にも不可解で理不尽な振舞いが多く表れるでしょう。2011年は、6月頃から人とディヴァイン(神)とが非常に接近します。そして2012年は、新しい誕生と大いなる喜びの年になります。これは何千年も前から予言されており、年が進むにつれて良いことがますます増えていきます。

2011年6月に雨が降り始めます。そして2012年、良い雨が降ります。その雨を私たちは利用しなくてはなりません。どのように利用するかというと、たくさんのディクシャギヴァーがお互いにディクシャをしていくのです。それができれば私たちは人類の意識を転換させることができます。これは全人類にとってあまりにも稀なチャンスなのです。そのときが間近に迫っています。それに備えて、インドでは、毎週ある特殊なコースを行っています。「教え」も与えられずに非常にパワフルなディクシャを行うだけです。そのコースでは参加者が目覚めていきます。彼らは平凡な人たちで、彼らに効果があるのなら世界中の人々にも効果があるはずです。それに必要なものは、

(1)パワフルなディクシャ
(2)神聖な環境
(3)ディヴァインとの絆

この3点です。

そして「教え」はやがて彼らの口から発せられます。これは推測ではありません。私たちが日々目の当たりにしていることです。2012年に起こることは、すでに始まっているのです。

 

ワンネス実現のための新しいシステム

中西 今後、ワンネスユニバーシティはどのような形になるのでしょうか。

火の儀式が行われた場所

火の儀式が行われた場所

バガヴァン 問題は、ワンネスユニバーシティの分裂によって人々が混乱しているということです。人々の信頼が揺らぐことでワンネス活動の成長速度に影響が出ます。だから、解決策として、中西さんのような人々が大勢のディクシャギヴァーを作らなくてはなりません。そのため、あなたに「火の儀式」を行い、イニシエーション(次元上昇)のパワーを与えます。その後、さらに個人的に直接、私がイニシエーションします。それによって大勢のディクシャギヴァーを作ってもらいます。そしてこのディクシャギヴァーたちは2012年1月からお互いにディクシャを行っていきます。その中でアンマ・バガヴァンがそこに加わりますから、ディクシャギヴァーたちの意識状態はさらに高まり、それによって日本のみならず世界中に影響を与えることができます。当然、日本でやる場合は日本に重点を置いて行います。各国がそれぞれ自国に重点を置きます。そして、ディクシャギヴァーの数を十分に増やして2012年のミッションにあたります。

その方法として2014年までにトレーナーをティーチャーにしていこう、と私は言っています。例えば、「ワンネストレーナーの中西さん」という人物がいますが、2014年には「ワンネス」と「トレーナー」という称号をなくし、「ティーチャー」として「中西さん」という人物のみが存在するようになるのです。あなたは完全に自立し、コースの内容を自分の思うように足したり取り除いたりして、すべてにおいて完全な自由を持つようになるわけです。完全に、無条件に解放されるということです。私はこのようなティーチャーを世界中に作ってすべてを彼らに引き継ごうと思っています。

中西 25人のグループを作ることで、そのグループに対して神が働くということですが、個人でなく、グループに対して神が働くということでよろしいのでしょうか?

バガヴァン 25人のグループは最低限の人数です。最大で250人から300人です。グループにはディヴァイン(神)が非常にパワフルに働きます。仏陀は個人で目覚めましたが、今回は私たち個人の努力では到達できません。グループで力を合わせることでのみ目覚めることができます。日本が非常に有利であると私が言う理由はここにあります。世界各国の中でも、日本人は集団行動に長けていることで知られています。正しく行えば、すばらしい結果が得られるはずです。

私はこれまでも多くの人々に会い、直接伝えたいとずっと思っていました。2012年が迫ってきています。私が人々とつながることができなければ、ミッションそのものが失敗します。

中西 今後、どのような形で進めるのが良いのでしょうか。

バガヴァン 私たちが考えていることは、たくさんのリーダーを作り出したいということです。そしてリーダーは自分のチームを2012年に導く必要があります。例えば、あなたのチームに500人のメンバーがいれば、25人のグループを20作ることもできます。そしてあなたがそのリーダーであり、コーディネータであり、ティーチャーであり、すべての役割を担うのです。私たちはそのリーダーと直接やり取りをします。

間に入る人はいません。そういう形のものが増えていくことを望んでいます。それが最も健全な形だと私たちは考えます。人数は500人でも5万人でも構いませんが、自分がどのチームに属しているかを明確にする必要があります。中西さんのチームであれば、中西さんの推薦を得てインドに来るのです。そしてインド側で彼を受け入れます。

このようにすれば、今までのようにコーディネータが一人ということではなく、たくさんのコーディネータが生まれます。ほとんどの国がこの形になります。また、リーダーはコースを開催するとき、リーダー自身のスタイルで行います。だから、中西さんが今まで行っていたレベル1、レベル2のコースは「中西さんのレベル1、レベル2」になります。他の人と同じコースにはなりません。当然、ワンネスはそこに存在しますが、内容はそれぞれ違ったユニークなものになります。それぞれの体験に基づいた内容になっていきます。同じものでないほうがいいのです。なぜなら、私たちはリーダーがそれぞれにひとりのティーチャーとなってほしいと考えているからです。

中西 当初の緊急声明の中で、精神性とお金はうまく融合しないとあったため普通のコースで利益を取ることに対して罪悪感を感じている人がいますが、その点についてはどうでしょうか。

バガヴァン その人がスピリチュアルなワークを行うことで生計を立てているのであれば、生活するために利益を得る必要があります。家庭があり、妻子を養う必要があれば利益を上げることは当然です。私の話は組織(僧侶)に関するものです。

もう一点は、コースの費用は自由に設定してほしいと考えています。ただ、ディヴァイン(神)はその活動における特定の役割に貧しい人を抜擢したいと考えるかもしれませんので、そのときコースが高すぎて参加できないことがないようにしてほしいのです。私は以前コースを無料で行うよう指示したこともあります。その場合も、費用の代わりに花であれ、お菓子であれ何かしら頂戴する必要はあります。

ワンネス実現のために力を合わせましょう。

ワンネス実現のために力を合わせましょう。

中西 以前にワンネステンプルでは8000人の人が瞑想をする、といった話がありましたが、2014年後もそういった使い方をするのですか。

バガヴァン その通りです。このワンネステンプルは非常に特殊な技術を使用して、400年の耐久性を持つように建設されました。世界中から人々がやってきて、ここで瞑想を行うようになるでしょう。

エジプトのピラミッドは惑星のエネルギーへの影響を意図して作られたものです。ですから、上空から見ると、スリーチャクラというチャクラの形をしています。ワンネステンプルも同様の意図で作られたものですから、ここで瞑想すれば惑星のエネルギーに通じます。2014年までが大変に重要な時期ですから、ここに来て自由に瞑想してください。

中西 最後に、日本人の仲間たちに特別なメッセージをお願いできますでしょうか。

バガヴァン 20 11年6月から、私たちには意識レベルの加速度的な向上が見受けられるようになります。その中で2012年という年に向けて万全に準備する必要があります。具体的には、2012年は毎月グループで集合してお互いにディクシャをします。アンマ・バガヴァンがそこに参加し、共に瞑想します。

この集会は毎月頻度を高めていって、2012年12月には年の終わりまで毎日行います。2012年のワンネス実現のために、力を合わせましょう。

中西 分かりました。長時間にわたって本当にありがとうございました。

「いやしの村だより」2010年2月号掲載

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