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村津和正氏×中西研二 「歯があることが当たり前の社会へ 正しい噛み合わせで、平和な世界の創造を―」

「歯は臓器である」という革命的な概念に基づいて治療をされている福岡の「むらつ歯科クリニック」は、まさに全国から予約が入るカリスマ歯科医院です。村津院長の願いは、多くの人が歯を通じて真の健康とそこから生まれる究極の喜びを感じてほしいということ。それは、混沌とした今の地球に最も必要とされる人類の救済へと広がるのではないでしょうか。いままで歯についてあまり考えなかった人にとって、衝撃的な内容になるかもしれません。

「歯があることが当たり前の社会へ 正しい噛み合わせで、平和な世界の創造を―」

村津和正氏×中西研二

村津和正(むらつ・かずまさ)●1954年大分県生まれ。歯学博士。空手六段。医療法人「むらつ歯科クリニック」理事長、KOSMOS国際口腔健康科学センター所長、NPO法人日本歯臓協会理事長、KOSMOS MURATSU LIGHT CENTER所長。
九州大学歯学部、同大学院博士課程卒。テキサス大学生命医学部研究所研究員を経て、九州大学健康科学センターにおける日本で最初の健康外来歯科口腔内科を10年間担当。歯と命のつながりを追求する中で、『歯中枢説』を世界で初めて明らかにした。それに基づく『歯臓治療』は、今や8,000症例を超え、それが真説であることが証明された。更に今は霊肉融合の「祈り」を活用した、個人人類宇宙同時幸せの宇宙歯医学を提唱している。著書に「歯は臓器だった(KOS刊)」「歯は命とつながる臓器(三五館刊)」「歯のゆがみをとれば95%病気にならない(幻冬舎)」他多数。
お問い合わせ先:むらつ歯科クリニック
URL:http://www.muratsu-dc.jp/

中西研二(なかにし・けんじ)●1948年東京生まれ。NPO法人『JOYヒーリングの会』理事長。有限会社いやしの村東京代表取締役。ヒーラー。ワンネストレーナー。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴の後、1993年に夢の中でヒーリングを伝授され、以来18年間で20万人を超える人々を癒し続けている。また、2004年9月にワンネスユニバーシティでワンネスディクシャという手法を学び、以来、この手法を通して、多くの人々がワンネスの体験を得る手助けをしている。著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなあに?』『あなたはわたし わたしはあなた』(共にVOICE刊)がある。

歯は必要?から生まれた「歯中枢説」

中西 村津先生は従来の歯科学からすると革命的な考え方で治療にあたっていらっしゃいますが、そのような考え方に至った経緯を教えてください。

村津 私は九州大学の大学院を卒業し、すぐにアメリカに留学しました。そこでは歯科とはまったく異なる全身的な予防医学を学び、「一見健康そうに見えることが真の健康ではない」という概念を知りました。

それから日本に戻り、アメリカでの経験から、歯は果たして健康と関係があるのか、という歯科医として根本的な疑問にぶつかったのです。

ちょうどそのころ、九州大学の健康科学センターで、60歳を超えても元気に生き生きと過ごしている方々の生活を包括的、総合的に調査するという話を聞きました。私はこの調査で、歯と健康の関係性について答えが見つかるかもしれないと、この調査に参加しました。

中西 それで結果はどうだったのですか?

『歯のゆがみをとれば95%病気にならない』村津 和正・著幻冬舎刊
『歯のゆがみをとれば95%病気にならない』村津 和正・著幻冬舎刊

村津 結論から言いますと、生き生きと健康に過ごすことと歯には、はっきりと関係性がありました。同年齢の方々の全国平均の数に比べ調査対象になった生き生き老人さんたちには2倍くらい多くの歯が残っていました。反対に入れ歯をしている人数は全国平均の半分くらいでした。内科的な健康指数も計算しました。歯の機能、きちんと噛めているかどうかということもデータに相対していました。しかし、何が歯と健康につながっているのかは分からない。

それで独自に調べていくと、唾液の質と量は、歯があるかないかによって2倍くらい違ってくるということが分かったのです。そこから自律神経と関係しているのではないかと仮説を立てて、血圧との関係を調べました。すると血圧と非常に関係していることが分かったのです。一つ一つの歯が、まさにピアノの鍵盤のように血圧を上げたり下げたりして自律神経に影響していることが分かったのです。

そして出た答えが「歯中枢説」でした。従来の歯のあり方は、抜く、削るの「歯末梢説」でした。歯はものを食べるための道具にすぎないというものです。ところが私の唱える「歯中枢説」は、歯の噛み合わせこそが全身の健康を左右する中枢的な臓器だという説です。

臓器は脳や他臓器との情報受発信性があり、個々に機能を持ち、恒常性維持に関わりがある存在です。歯も実は臓器として同様の働きがあることが分かりましたから、私は「歯臓」と呼びます。

中西 それが先生のおっしゃる「歯臓革命」ですね。確かに歯が臓器という認識を持っている人はほとんどいませんね。

村津 そうなんです。先ほどの「生き生き老人研究プロジェクト」でも実は歯についての調査項目がありませんでした。栄養士から心理学、保健師まで参加しての総合的調査にも関わらず歯に関しては誰も気づかなかった。

そこで歯科の項目がないのはおかしいと提言したのです。歯科医が法律で全身を診療してはいけないと決められているのは、全身の健康と歯とは関係ないと考えられているからなのです。

このような考えが常識となっている世界にいるものだから、歯が全身の中枢を司る臓器という思考になかなか至らない。データが示す現象にこの従来の理論だと説明がつけられないのです。

そこで「歯は臓器」という仮説を立ててみると、すべてに説明がついたのです。これはまさにコペルニクス的な転回でした。私たちから見ると太陽が動いているようにしか見えない。でも実は地球が動いていた、というのと同じです。歯は食べる道具という考え方に疑問すら抱くことのない世界で、「歯は臓器」と一言いった瞬間、ものすごい眩しい光に包まれた感じがしました。「その先に何があるのか? この世界を明らかにしないといけない」と、まさに新大陸を歩き始めた瞬間でした。

 

噛み合わせを直せば人は蘇ります

中西 それで、現在のクリニックを経営するようになったのですね。

村津 当時、九州大学健康科学センター内に、日本で最初の健康外来歯科口腔内科を立ち上げてそこで研究をしていました。しかし、大学はあくまでも外科治療だけで、内面的な「歯は臓器」という考えには至らない。そこでもう自分で歯臓専門クリニックをやろうと、チェア3台、スタッフ1名からの船出を決めたわけです。ここでは歯は臓器という考え方に基づいて治療をしていくわけです。外科的側面(│)と内科的側面(─)の十字交叉の中で真の歯科医療ができるという方法を取っています。

中西 先生の治療は、噛み合わせを非常に重要視していますよね。

村津 噛み合わせの調整は本当にミクロン単位以下の非常に微妙な世界なんです。噛むことで咀嚼筋から全身の筋肉系に繋がります。ですから噛み合わせがずれていますと、まず筋力が歪みますから、肩凝り、頭痛、腰痛が起こり、次に骨格が変化します。

例えば頚椎や背骨が歪んできて、さらに進むと全身の骨のバランスがおかしくなってきます。すると内臓筋にも影響しますから、内臓にも変化が起きます。心臓の異常や胃腸障害なども、噛み合わせのずれが決定付けています。つまり噛み合わせのバランスを通じて、全身に影響します。

さらには、背骨の終点にある脳のコントローラーである脳幹の機能まで変化させてしまいます。脳幹というのはすべての神経系がそこを通っています。特に視床下部付近の脳下垂体は、全身のホルモン分泌の調整をしているところです。

パーキンソン病のようにドーパミン物質の作用で起こるような病気は、脳幹の機能を正常化するとすぐに効果が表れます。こういったことを完全に理解したうえで噛み合わせを調整すると、人は蘇りますよ。本当に若返ります。

 

潜在脳が開いて真我一体へ

中西 歯の噛み合わせを直すと、脳内の潜在能力が開くと伺いましたが。

村津 これは私の独自の見解なのですが、歯の噛み合わせを調整することによって間脳の中の潜在能力を司る領域に影響を与えます。それで潜在脳が開いてくるのです。

例えば、「言霊(ことだま)」。つまり言葉が持っている力というものがありますが、噛み合わせを調整して潜在脳を開いた人が「言霊」を使うと、明らかにデータとして現れるのです。通常1週間で取り替える髭剃りのカートリッジが、「ありがとう」などの言葉をかけることにより長期間使えたり、あるいは強い電磁波を出すドライヤーを使い脳幹の機能を調べても電磁波の影響を受けていないのです。

中西 潜在脳が開いて神(噛み)人間になるというわけですね。

村津 私は骨格や顔の歪みの矯正までは治療費をいただいています。しかし、これ以上の世界、いわゆる見えない世界に関してはサービスさせていただいています。ただ必ず患者さんに「ゼロを開いて人から神人類に移行しますか?」とお聞きします。潜在脳を開いて自らがそういう力を手に入れるということは、意識レベルにおいて真我一体を求められるからです。まさに、さなぎが蝶に孵化するように人が神人類になるわけです。それを自覚しないといけませんから。

ただ私は多くの方に神人類に移行してもらいたいと思っています。移行することによって、神にすがるのではなく、神と一緒になってこの混迷の地球を平和の世界へと創造していってもらいたいと思っています。

 

歯が全身の健康につながることに基づく健全な保険制度へ

中西 それはまさしくワンネスムーブメントと同じ方向ですね。そうすると、先生のされていることはますます重要になりますね。

村津 現在これだけ医療が進んで医者が増えてきているにも関わらず、難病といわれる病気が130種あります。また国の医療費は37兆円を超えて国の総税収と匹敵するほどです。おかしいと思いませんか? 人間はそんな弱い生き物ではないはずですよ。そうでなければこの長い歴史の中で人間は絶滅しているはずです。

なのになぜここまで弱くなってしまったのでしょうか。

私は歯を道具として扱う歯科医療のシステムを一度壊して新しいパラダイムで救いたいのです。いまの仕組みは出来高払い制です。歯を削れば削るほど、かぶせればかぶせるほど収入が増えていくのですから、歯科医はみんなその方向に行ってしまいます。そのためにも、歯を残すことが収入につながる仕組みを作らなければなりません。

歯を単なる食べるための道具だと思っていれば、いくら削っても構わないと患者さん自身も思うかもしれない。でも、細胞は7年ごとに入れ替わるのに、生涯で入れ替わらないのは人体では歯だけです。だからこそ臓器である歯があることを当たり前とする社会にしないといけないでしょう。

歯が全身の健康につながるということに国民の皆様が気づいたうえで、建設的な保険制度の仕組みができることを目指しています。

中西 保険制度の改革ですね。

村津 そうです。それから、ゼロを開いていった先の本当に完成した地球、歓びの地球の創造ですね。

健康の究極体は本当の歓びですよ。それこそが真の進化ですね。

まさに「歯は臓器」という形からスタートした新大陸の探検は、現実的な人類救済、医学の盲点の是正、保険制度の改善…終わりが見えません。でも頑張ってやっていこうと思っています。

中西 私も応援しています。今日はどうもありがとうございました。

(合掌)

「いやしの村だより」2012年6月号掲載

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