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プレスインタビュー リンジー・ダンカン博士

リンジー・ダンカン博士は、健康のスペシャリストとして多数の雑誌、テレビ等メディアに出演し、著名な政治家やハリウッドスターを顧客に持つアメリカで最も有名な自然療法医と言われています。リンジー博士の自然治療は頭痛などの軽い症状のものからPMS、鬱病、ガンなどに幅広く対応し、すぐれた治療結果が出ることで世界的に高い評価を得ています。そして博士は、「健康な身体の基本作りで最も重要なのは、病院ではなく家庭でのケア」ということを原点に、一貫して提唱し続けています。そのため、人々が健康についてよく学ぶことが健康であるためのカギだと考え、多忙な現在も精力的に講演を行い、健康について啓発しておられます。その中核をなす考えが、「有害な物質を排出し(クレンズ)、体の調和をとり(バランス)、有益なものを多くとりいれる(ビルド)」といった実にシンプルな方針です。今回、リンジー博士は、「真の健康」について講演をされました。その後、プレスインタビューにて健康に関する考え方について語っていただきました。

最先端の自然治療で真の健康を

プレスインタビュー リンジー・ダンカン博士

体内毒素を排出し、有益な物質で改善

──傷ついたDNA(遺伝子)を修復することは可能なのでしょうか。

リンジー・ダンカン博士 まずはじめに知っておいていただきたいことは、有毒な化学物質は、DNAを含む人体のすべての細胞にマイナス影響を与えるということです。私たちの基本的考え方は、この有毒な化学物質を体内から排出するのに役立つ物質を取り入れるということです。

チェルノブイリの事故が起きた半年後、私は師であるバーナード・ジェンセン博士とともに現地に赴き、被災者の治癒にあたりました。その経験とその後の何千回と繰り返し行った治験によって、有毒なものを排出するための物質を取り入れればいいという検証が得られたのです。このことによって、私たちの基本的理念が確立しました。傷ついたDNAを修復するということに関しても、まったく変わらず優れた効果を発揮することを証明しています。

そのような状況の中で私たちは、体内の細胞の一つ一つから毒素を排出していくお手伝いができるということです。

 

眼病のための4つの改善方法

──日本では目を患っている人が大変多く、最近は子どものときから緑内障になる人もいます。一度傷んでしまった視神経を強化することは可能なのでしょうか。

リンジー・ダンカン博士 はい、可能です。私たちの体は、24時間いつでも体内の弱ったところを治癒しようと努力し続けています。この自己修復能力がある限り、修傷機能を回復させることは可能です。

その場合必要なことは、自分の生活習慣や考え方を改めることです。人体が持っている本来の機能がスムーズに働いていないときは、まず食事とライフスタイルを変えることが必要です。これは机上の空論ではなく、成長が遅い子どもや、ガン患者、骨に問題を抱えているアスリートなど、多くの患者をみてきて証明されてきた結論です。そのことを踏まえて、緑内障の場合についてお答えします。

まず目になんらかの問題を抱えている人は肝臓に問題があります。このことは通常の医療従事者は認めませんが、自然療法医としての視点から言えば、明らかに相互関係があることは間違いありません。例えば糖尿病の人はなぜ視力が低下するのでしょうか? 肝臓の病気になった人は白目が黄色くなります。なぜでしょうか? 人間の体はすべていろいろな要素がお互い依存しあう、相互関係にあるのです。肝臓を浄化し、毒素を取り除けば皮膚も目もよくなるのです。

そして目に関する一番重要な栄養素はβカロチン、またはビタミンAです(注:βカロチンの一部は体内でビタミンAに変換される)。βカロチンを多く含む食品とは、色鮮やかな食べ物を思い浮かべてみるといいでしょう。きれいな黄色、色鮮やかな緑、瑞々しい紫色。その色そのものがβカロチンなのです。しかし残念なことに食物に含まれるβカロチンが年々低下してきています。先ほどのご質問にありました若い人の間に緑内障が増えてきている原因は、以前よりも有毒な物質にさらされることが多くなってきたことと、βカロチンの不足にあります。目にとってのβカロチンは、骨にとってのカルシウムと同じように重要な栄養素なのです。


リンジー博士とプレオープンの会場で。真の健康について興味は尽きません。ケビンも珍しいネクタイ姿で

具体的には、目に問題がある人に私はいつも4つの改善の方法をおすすめしています。第一は肝臓の浄化。第二はβカロチンの摂取。第三は「アイブライト」、日本では「コゴメグサ」と呼ばれるハーブをとることです。第四は頭部に血流を送ることです。寝る前や起きたときにベッドに寝て、ベッドの端から頭を垂らすようにして頭部に血液を送ることを習慣づけましょう。すべての栄養素は血液によって体内の各所に運ばれていきますから、頭を下げることによって、摂取したβカロチンが頭部に運ばれていきます。

体内に摂取したものは良いものも悪いものもすべて血液を通して全身にくまなく行き渡りますから、毒を運ぶのか、あるいは良質の栄養を送るのかによって、健康に大きな違いがあらわれます。

 

基本理念は「人を助けること」

リンジー・ダンカン博士 私は小さいころ病気がちでしたから、ハーブや自然のものを使って体を強くしていくことに興味を持ち、この分野に入りました。そして自然療法医としてクリニックを開業しました。

私たちの理念は、まず人を助けることです。体の問題を根本の原因まで掘り下げて癒すこと。それが一番大事なことなのです。

私たちは、人々から大事なものを奪っていく「taker(テイカー)」ではなく、与えてくれる「giver(ギヴァー)」という存在である理解されることを願っています。

「いやしの村だより」2013年6月号掲載

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