トップページ > 特集 > 対談:福田純子氏×中西研二

対談:福田純子氏×中西研二「いつも明るく、みんな仲良く 全世界を笑顔に」

満面の笑みで現れた福田純子さんは「笑顔で意識改革」を提唱し、笑顔共和国を建国。大統領として27年。エネルギーに溢れたその笑顔は、周囲の人を包み込み、明るく華やかにする。これまでに18冊におよぶ笑顔の本を書き、まさに笑顔共和国大統領にふさわしい笑顔で世界中に「笑顔の種まき運動」を展開中。文化団体笑顔共和国は多くの個性あふれる笑国(しょうこく)が拡大中。地球人をワンネスという新しい時代へ牽引する、大きな役割を果たされている。

いつも明るく、みんな仲良く 全世界を笑顔に

対談:福田純子氏×中西研二

福田純子(ふくだ・じゅんこ)●フリーアナウンサーとして司会、番組キャスター等で15年間活躍後、著書「笑顔があれば」のベストセラーを機に、1987年福田純子オフィス設立。エッセイストとしての執筆を通し、笑顔の意識改革を提唱。同年、文化団体 “笑顔共和国”を建国し、大統領として「笑顔の種まき運動」を世界中に展開。それらの活動は講演、セミナー、コメンテーターを中心に多岐にわたり、幅広い世代に熱烈なファンを持つ。1998年、12年に渡る笑顔活動と平和親善への貢献に対し、アメリカより『世界平和100大哲学者』の称号を受賞。さらに、九州で初めての“令翠学”運命鑑定師範“櫻、令翠”として運命鑑定を開始。多くの人々の笑顔人生のサポーターとしても活動中。2010年6月9日、株式会社oneスマイルへ社名変更し、スマイルネットワークによる更なるプロジェクトを結成。 著書に『「大丈夫!」は幸せになる魔法の言葉』『笑顔で、生きる』『人はつまずいた数だけ優しくなれる』(すべて中経出版)など多数。

中西研二(なかにし・けんじ)●1948年東京生まれ。NPO法人『JOYヒーリングの会』理事長。有限会社いやしの村東京代表取締役。ヒーラー。ワンネストレーナー。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴の後、1993年に夢の中でヒーリングを伝授され、以来20年間で20万人を超える人々を癒し続けている。また、2004年9月にワンネスユニバーシティでワンネスディクシャという手法を学び、以来、この手法を通して、多くの人々がワンネスの体験を得る手助けをしている。2012年2月には、日本人のワンネスメディテーター6名(現在は7名)のうちの一人に選ばれ、以降ますます精力的に活動している。著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなあに?』『あなたはわたし わたしはあなた』(共にVOICE刊)がある。

全世界を心からの笑顔で満たす

中西 以前から福田さんにお会いしたかったのですが、今回はようやく念願が叶ってたいへんうれしいです。

福田 幾千年の時を超え、ようやくいまここにお目にかかれて光栄です。

中西 福田さんの「笑顔共和国」はどういう運営をしておられるのですか?

福田純子氏

福田 27年前になりますが、『アクエリアン革命』(マリリン・ファーガソン著)という本に、「やがて人々は意識によって集う日がくる」という言葉を見つけ、ああこれだ! と思ったのです。笑顔意識という集合体を作ろう…と。自分と自分の周りを変えようとする個人の小さな企てが、やがて国家も社会も権力も超えて世界を変える日がくる、このことを信じて建国いたしました。「全世界を心からの笑顔で満たす」という理念の下、「いつも明るく、みんなと仲良く」を実践し、笑顔の種まきをすることが私たちの活動の目的です。一生国民で会費はありませんが、始めに笑顔登録料として3500円(笑得税―しょうとくぜい)をいただきます(笑)。具体的には、その方がお医者様なら医療活動の中で、日々笑顔することが笑顔共和国の活動そのものと位置づけています。

中西 実際、笑顔になって人生が変わったという報告もたくさんあるのでしょう?

福田 はい。一例で、小学校でいじめられて登校拒否をしていたお子さんが、お母さんに手を取られて私の講演を聴きに来られ、その瞬間から、笑顔の人に変わって、今では通訳として国際的に活躍をされています。

もともとすべての人が素晴らしい笑顔を持っていると思うのです。だけどその引き出し方を忘れてしまったときに、私にその触媒的な働きができたらいいなと思っています。

笑顔というのは一元の世界です。これがよくてこれが悪いというのは一切ありません。例えば明るいのがよくて暗いのが悪いという方がいらっしゃいますが、「暗い」も素晴らしいです。暗いという文字はお日様の音と書きます。目の前が真っ暗になっても、暖かいお日様の音が、「ほら、あなたにも聞こえるでしょう」と、そんな文字に見える心が笑顔だと思ますね。しかも明るいという一文字にお日様は一つしかないのに、暗いという文字にはお日様が二つあります。横と下に付き添って「早く立ち上がりなさい」と応援しているような文字ですよ。

それから「競争はよくない。今は共生の時代だよ」と言われることもありますが、笑顔共和国では大いに競争いたします(笑)。「優しさ競争」、「思いやり競争」、「許しあい競争」です。それで笑顔の波紋がとても早く広がります。笑顔を介するとすべてが一つになります。

中西 なるほどね。なんだか人生そのものを楽しんでいますね。その遊び心は大事ですね。

福田 この時代の、この歴史の一ページに命を授かっているだけでも奇跡です。ものすごくありがたいことで、その命を喜ばせて生きなかったらあまりにももったいない。そう思うと、うっかり幸せになります。

 

「裁く」と心が「砂漠」になる

中西 今のお話の中に「いいも悪いもない」というのがありましたが、そのことにどうやって気づかれたのですか。

笑顔の絶えない楽しい対談に
笑顔の絶えない楽しい対談に

福田 私は5歳のころ、すでに自分の使命がはっきりしていました。「天寿国の里さと道みちを知らせるために生まれてきた」と。それが今は「すべては一つの宇宙意識をこの地上に具現化する」という理念となっていますが、私の使命は子どものころから1ミリも変わっていません。ですから、いいも悪いもありません。光が当たれば影ができる。陰あればこそ光っていられる。だから陰の上に「お」をつけて、下に「様」をつけて「お陰様」です。人生には「良い」「悪い」ではなく「強いとき」と「弱いとき」があるだけです。一つになるためにはどちらも必要ですから、強いときは楽しみ、弱いときにはそこから逃げないで、しっかり味わうのです。人生には「楽しむ」ときと「味わうとき」があるだけなのです。

私はもともと、天国は今ここにあると思っていますので、たとえ頭上を弾丸が飛び交っていようと、今ここににっこり笑顔が存在していれば、確実に一人の平和が実現しています。自前の笑顔を着実に一人、二人と増やしていきたいのです。これが笑顔共和国の意識改革なのです。

中西 私は学生時代に全共闘のリーダーをしていました。毎日「戦争反対」と言ってそれぞれは正しいと思ってやっているのですが、結局お互いを傷つけ合っていることに疑問を感じました。それで、人類が不幸になった最大の理由は「いい、悪い」「正しい、間違い」の競争をずっとやってきたことだと気づいたのです。だから「いい、悪い」と言って人を「裁く」ことが、人をどれほど苦しめるかということ伝えたくて、『そのまんまでオッケー!』という本を書いたのです。

福田 「裁く」と心が「砂漠」になりますね。

中西 いいですね、それ!(笑)。で、それ以来、「裁く」ということをどこで断ち切ればいいのか悩んでいるときに、バガヴァンに出会ったのです。そして、「あなたたちには何の責任もありません。あなたたちは自分でそれを考えていると思っていますが、考えているのはあなたではありません。人類全体の想念なのです」と教えられました。

福田 とてもよくわかります。

 

いま必要なのは「永遠の心」

福田純子さんの近著

『「大丈夫!」は幸せになる魔法の言葉』(中経出版) 1,260円
『「大丈夫!」は幸せになる魔法の言葉』
(中経出版) 1,260円

「ヤマトごころ、復活!」(新日本文芸協会)1,470円
「ヤマトごころ、復活!」
(新日本文芸協会)
1,470円

中西 ただ、それを知識でわかろうとしても無理で、宇宙エネルギーの助けが必要です。つまり、悟りとか覚醒は与えられるものであって、決して自分の努力によって得られるものではない。人類には悟りなんて無理だということなのです。そして、目の前に起きた出来事を変えようとしても無理なので、自分の内側に平安を作りなさいと。

福田 天と人との「●啄(そったく ●は口偏に卒)の機」によって悟りが訪れるのですね。

中西 そうです。そのことを、私は両親からも教わってきました。しかも、たくさんの人をヒーリングして問題のルーツを探っていくと、父親に問題のある人は体の左側に、母親との関係が悪いと右側に症状が出ています。つまり、こだわりやとらわれがあると必ず体の外側に出てきます。だから内側を整えないで外側が整うことはありません。昨年暮れに「正真正銘、あなたはアウェイクニング(覚醒)しました」と言っていただいて、それからこだわりがなくなりました。だからどんなことも受け入れられるようになりました。まさにワンネスの世界です。

福田 私の父もワンネスの人でした。91歳で私の腕の中で息を引き取りましたが、時計は10時10分、朝日がスーッと父の顔に差し、光がお迎えに来たのです。感動しました。生も死も究極は相対だと思うのです。人が亡くなった瞬間、「死日」とは言わずに「命日」です。死が何もない「無」の世界であればお迎えはありませんし、旅立ちという言葉はふさわしくありません。つまり、死はこの世から命の日への旅立ち、この世はあの世へ行くための滑走路のようなものです。

生まれた日を誕生日と言います。誕という字は「いつわり」という意味でもあります。私たちは、いつわりに生まれた日々を生きているのです。そのように考えると、まるで死が本番のように思えてきますが、私たちは今を生きているのですから、今の生を本番として生きるしかありません。今、私たちが手にすべきは、「生と死」を相対にすぎない一つととらえ「永遠の心」を得ることではないでしょうか。

 

天と差し向かう「祈り」の時代

中西 純子さんのような方にぜひ『アナスタシア』という本を読んでいただきたいですね。ロシアの森の中で動物や植物、微生物、あらゆる生き物によって育てられ成長し、今も森の中で一人生活している女性の物語ですが、彼女は宇宙の誕生やそのシステムすべてを解明し、全世界の出来事をすべて知っているのです。

その中に「太陽は人類の愛が作り上げた」という言葉があります。「この世界のすべては人類が作り上げた。それは人類の愛によるものだ」と。

福田 すてきな話! もし人類が愛の塊になれたら、それこそがワンネスですね。

中西 そうですね。今、いろいろなすばらしい人が世の中に現れてきています。私たちはやがてそこに行くのだ、という暗示ですね。

福田 きっとそうですね。同時進行で違う世界が存在し、愛に生きる人にとってはすべてが見えても、そうでない段階の人にとっては愛の世界は見えないために、荒々しい波動で裁きながら結局自分を傷つけてしまいます。でも、どんなに破壊的エネルギーであろうとも、それでも包むのが愛です。私たちは優しく穏やかな気持ちに同調していただく運動をしているのです。

たとえ国境で人間同士が戦っていても、花は国境を知りません。同じ花が、国境をはさんでただ咲いているだけなのです。つながっているということでは何も変わりませんし、変わる必要もありませんからね。

中西 そうです。変える必要はないし、変えられないんです。あるがままなのです。この世界はそのことを体験するために来たのですから。

福田 とても好きです、その世界…。中西先生のゆりかごに揺られているようで、すばらしい! これからの時代は常識を超え、すべてを超えて、宇宙的視野から見つめていきたいです。物の時代は「物差し」で、心の時代は「こころざし」。「志」は心が差している方向だから「止むことのない旅」だと思います。そしていよいよ天と差し向かう「祈り」の時代の始まりですね。

中西 本当に、そういう時代になりましたね。

今日は楽しいお話をありがとうございました。

(合掌)

「いやしの村だより」2013年8月号掲載

このページの先頭へ